リモートエンジニアリング
エンジニアリング業務遠隔化への取組
Technical TOPICS
求められるリモートエンジニアリング
働き方改革による業務効率化、施工管理強化による安全と品質の向上、ベテラン技術者の有効活用、さらには新型コロナウイルス感染拡大防止といった観点から、建設業界においても遠隔業務の必要性はますます高まっています。
そのようなニーズを受け、現場作業をリアルタイムで遠隔支援するシステムは急速に実運用化が進み、海外・国内の現場で活用されています。
当社におけるリモートエンジニアリング実施事例
- 海外(中国、ポーランド、米国、台湾など):協力会社立会検査、施工管理、スタートアップ立会い
- 国内:協力会社立会検査、安全パトロール、工事進捗管理、施工管理、工事月例報告、社内検査、新人教育
事例 1:海外建設プロジェクトでの遠隔施工・安全監視
海外の建設現場に遠隔操作が可能な固定・移動可カメラを設置し、クラウド経由で国内からリアルタイムで施工・安全状況を確認。
安全上の問題が発見され次第、すぐに遠隔指示を行いトラブルの未然防止に役立てています。
事例 2:国内制御盤協力会社での立会検査、若手遠隔支援
モバイル端末(スマートグラス、iPadなど)とWeb会議を連携させ、ベテランエンジニアが遠隔で作業確認と支援を実施。
現場での若手による一人作業を確実に完了させるとともに、技術伝承も実現しています。
リモートエンジニアリングでお客さまに安心確実なサービスを
最適なリモートエンジニアリングの実現には、各種システム機器(Webカメラ、ウエアラブル端末、通信機器、Web会議ソフトなど)の選定はもちろん、各国での通信規格やセキュリティの確保などを考慮した上で、お客さまから情報共有のご了解を得て進めることが必要です。
また現地とのスムーズな連携には、現地技術者との事前の情報共有や機器の操作方法の教育が不可欠です。
当社は、これまでに培ったリモートエンジニアリングのノウハウをさらに展開し、効率的かつ安全なエンジニアリングを実現するとともに、お客さまとリアルタイムに情報共有することで、より安心確実なサービスのご提供を目指しています。
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