合同酒精株式会社様
清水工場 蒸留設備増強計画
施工例独自の自己熱再生システムを導入蒸留工場の次世代モデルを具現
エンジニアリングのポイント
■これまでの技術を革新する独自の「自己熱再生システム」を開発・導入
■年間工場生産量を倍増し、さらに省エネを実現
■トップクラスのアルコール販売シェアをさらに拡大する重要PJに貢献
ポイントは、自己熱再生技術の導入
合同酒精株式会社様が今回計画されたアルコール蒸留設備増設構想における最大の狙いは、「生産数量2倍以上、エネルギーコスト40%削減」でした。従来の技術の延長線上では実現困難な課題です。そこで当社は東大との共同研究で開発を進めていた「自己熱再生システム」の導入を提案。
「次世代型の画期的な省エネ技術」と評価いただき、採用が決定しました。
計画から設計、調達、施工、試運転支援、垂直立ち上げまで、総合力を駆使
設計段階では、蒸留設備にも自己熱再生にも詳しい技術者がプロジェクトに参画。機器調達段階では、コンプレッサーなど主要機器をメーカーと連携してカスタムメイドいたしました。工期の順守、72時間連続稼働の試運転、立ち上げと同時にフル稼働達成に総力を結集し、当社として大規模かつ長期間のビッグプロジェクトを成功に導きました。
食の楽しさや健やかなくらしを提供する企業
オエノングループ合同酒精株式会社様は、自然の恵みを活かすバイオ技術をベースに、酒類・酵素医薬品などを通じて、食の楽しさや健やかなくらしを提供する企業です。2024年には創立100周年を迎えられます。
お取引先様を見学にご招待されるほど、高度な技術導入の真価を発揮
稼働開始から約1年、清水工場の既存設備と比較して、計画通りの省エネ・省コストだけでなく「CO2排出量を約35%削減」という環境対策効果も達成。飲料・食品・衛生など幅広い業界のお取引先・関係者様を最新鋭工場の見学に招き、アルコール蒸留のモデル設備として広くPRされ、環境に配慮した効率・品質・採算性に優れた工場との好評を博しています。
お客さま情報
お客さま | 合同酒精株式会社様 |
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生産項目 | 酒類 |
プロジェクトデータ
場所 | 静岡県 |
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分野 | ケミカル |
業務範囲 | 設計・施工 |
完成時期 | 2019年01月 |
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