日本液炭株式会社様
水島工場設備増設工事
施工例炭酸ガス工場建設・物流拠点計画の経験を企画・計画に反映、具現化

国内生産拠点の構築
日本酸素ホールディングスグループの中核企業である日本液炭株式会社様は、工業用・食品用・医療用に炭酸ガスとドライアイスを製造する国内トップメーカーです。
日本液炭株式会社様水島工場は、数十年前に建設された液化炭酸ガス工場を基盤に近代化と多機能化を前提に数度にわたる建設起業を実施し国内有数の液化炭酸ガス・ドライアイス生産拠点へ変貌する予定となっております。
現在はドライアイス製造設備の設置を終え、原料ガスの受入設備の工事を建設中です(2015年1月現在)。
建設実績からの企画・計画力による具現化

今回の計画は、中国・四国物流拠点として中心的役割なる岡山県倉敷市に流通拠点の構築し、続いて生産設備・原料設備の整備という従来と逆の構築方法で建設を進めており、その為当初の前回計画の構築を緻密に練り上げる必要があり、お客さまの担当者を中心に構築をして具現化しているものです。
これは当社の過去に培った炭酸ガス工場建設の経験・物流拠点の計画を数多く行ってきた実績と結果によるものと考えております。
回収・生産能力の追及
液化炭酸ガスは貯蔵中太陽熱で一部ガスになってしまいこのガスを再び回収する必要性があります。
一方ドライアイス製造の場合使用したガスの50%がドライアイスにならずガスとなるので、このガスも再び回収する必要性があります。
その為、このガスを製造系列に戻し再生品としますが、製造設備をただ大きくすることはイニシャル・ランニングコストの点から実現性は無い為に、製造設備の適切な能力条件を考慮して検討し全体計画としております。
全体の計画方針を決めながら、工場のコンセプトとしては液化炭酸ガスの製造・ドライアイスの製造および西日本への物流拠点として対応をテーマで計画しております。
特に製造設備は今後の増産計画に対応すべく個別機器の対応能力を明確にし、長期わたる建設計画の中で決してオーバースペックにならず、今後の増産計画に対応することを前提に機械設備・制御システムにおいても拡張性を持たせられるように考え対応しております。

お客さま情報
お客さま | 日本液炭株式会社様 |
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生産項目 | ドライアイス |
プロジェクトデータ
場所 | 岡山県倉敷市 |
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分野 | ケミカル |
業務範囲 | 製造設備設計、調達、建設工事(機械、土建、電気、計装) |
完成時期 | 2012年05月 |
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