A社様
高度制御によるプラント運転の改善

高度制御の実現に必要なソフトウェアを三菱ケミカルホールディングス内外での改善ノウハウをもとに自社開発しております。

背景と課題 手動操業が多く、運転効率に不満があった。

A社様では、プラントの制御システム(DCS)が導入当初のまま利用されており、次の課題がありました。

  • 制御が安定しておらず、運転管理に余裕が必要。
  • 製品品質を維持する為に、過剰な運転余裕が必要となっており、省エネ余地がある。
  • 手動による運転調整が運転員の負担になっており、運転余裕を削減できない。

要望 省エネの実現。

A社様のご要望は、製品品質を維持・向上しながら、運転効率も改善し省エネを実現することでした。

手段 調査→提案→実装へ。

そこで、まずは制御改善の調査を実施しました。
現状の課題点を調査し、当社の改善ノウハウをもとにA社様の課題を解決する方法と期待効果をご提案しました。

  • 次の内容を採用いただき改造実施しました。
  • PIDコントローラの再調整による安定化
  • DCS制御ループの改造による安定化
  • 多変数モデル予測制御の導入による効率化

図:多変数モデル予測制御を採用したシステム構成例

結果 自動化し、省エネを実現した。

現在の運転状況に合わせて制御ループを改善・調整することにより、プラント操業の安定化を実現しました。
運転員に代わって多変数モデル予測制御がプラントの運転バランスを自動調整することにより、製品品質の向上と省エネ、運転員の負担軽減を実現しました。
プラント運転をシステム化する本取り組みは、運転方法を文書化する技術伝承の効果もありました。

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