サステナビリティ

安全への取り組み

安全・環境・品質

重大事故・災害ゼロを重点目標として活動しています。過去に発生した事故や災害の要因を多角的に分析し、現場のあらゆる不安全の撲滅を目指しています。

方針

  • 安全の確保は、事業活動の大前提
  • 事故および労災はゼロ目標
  • 社会からの信頼の獲得

安全確保は、経営トップの基本方針が左右します。社長の「『安全の確保は当社事業の全ての活動の原点である』との企業理念に基づき、『あらゆる災害を絶滅する』ことを宣言する。」との安全決意表明を現場に掲示し、社員および協力会社一体での労働災害の防止を展開し、ゼロ災を目指します。

2023年4月1日
代表取締役社長 藤井 宏記

システム

安全標準

当社の社員が様々な現場でレベル差のない安全管理が出来る様、社内データベース(グループウェア)に各種安全規程を「安全標準」としてまとめています。法改正に呼応し、また、現場の意見を反映しながら常に見直しを加え現状に即したものにしています。

ツール

安全環境掲示板の活用による社内コミュニケーションの展開

労働災害・法令改正・日常のRC活動等の状況の「可視化」を行い、環境・安全業務全般への取り組みに対する社内コミュニケーションの強化を推進してまいりました。

リスクアセスメント

工事のリスクアセスメント(RA)を着実に実施。RAで得られたリスクの低減対策の確実な実施と三現主義(現場・現物・現実)に基づく工事SA(セーフティアセスメント)、現地KYにより、作業の安全確保に努めています。

リスクアセスメントへの取り組み 危険性・有害性(不安全な設備、不安全な状態等)と作業者(不安全な行動)が接触した場合、リスクの発生となる。リスクアセスメントの実施、低減対策の実施を行い、作業手順・施工要領の検討から安全施工サイクルをつくり、危険ゼロの工事現場へ

作業安全ダイジェスト

厳守すべき法や当社としての上乗せルールを、誰でも理解できるよう図等を多用しています。

教育・監査

日々の作業の中に潜んでいる不安全状態・不安全行動を予知し、作業者自身が対策を考え実行する「危険予知活動(KY活動)」の活性化を目的に、当社従業員に対して定期的に「危険予知トレーニング(KYT)教育」を実施しています。
また、過去の事故災害事例の風化防止と安全文化の醸成のため、安全管理体制に係る内部監査を各部署に対して2年に1回行い、安全活動計画の実施・運用が効果的になされているかチェックしています。

事例

労働災害ゼロを目指して、現場現物で確認し、残存する不安全を発掘して未然に改善を図っていくために、安全施工サイクルの充実を図っています。

毎日のサイクル 安全朝礼(全員)、作業指示書・KYシート確認、安全ミーティング(危険予知)、使用開始時点検、作業所長巡視:KY内容の実施状況確認[現場パトロールで、KY活動の対策項目の実施状況を確認し、写真に撮り記録に残す。]、作業中の指導・監督:この日々のサイクルが確実に回っているか現場所長が自主点検し、不具合があれば改善。特に、搬入~準備、監視の付帯作業を封点滴に気付きを与える。、安全工程打ち合わせ:翌日の作業計画確認[作業計画書/手順書に想定される危険源と安全指示事項が記述されているかを確認](翌日の手配)、持場後片付け、終業時の確認

毎日のサイクル

パフォーマンスデータ

労災発生件数が過去最多であった2021年度の反省を元に、翌年度から不安全行動・省略行為・不注意の撲滅のため新たに始めた「基本安全行動十則」の取り組みなど、あらゆる対策を講じた結果、2023年度は休業労災1件、休業度数率0.16と過去最少の実績となりました。また死亡事故については2011年度以降発生ゼロを継続しています。
「あらゆる災害を撲滅する」ために、協力会社をを含めた全ての工事関係者が一体となり改善に取り組む活動をこれからも推進してまいります。

労働災害発生状況の推移

関連情報