技術・サービス
運転管理システム(j5)
現場事務所、運転制御室のIoTを可能にするツール
j5システムは、現場事務所、運転制御室を中心に、様々な業務の標準化、ペーパーレス化、効率化を実現する運転管理システムです。30年に及ぶ開発実績と全世界で700以上のプロジェクトがあり、国内80サイト、約19,000人の方々にご利用いただいてます。
j5で実現できること
作業指示書、運転記録、申し送り簿、運転要領書、定期作業管理、巡回点検、工事許可、工事予定、作業チェックリスト、ヒヤリハット管理、変更管理等の電子化を実施することにより、以下を実現します。現場事務所、運転制御室のDX実現を可能にするツールです。
- 業務効率化
- 指示、報告忘れ防止
- 確実な業務管理
- 適切な承認業務
- 情報の共有化
- 過去作業の検索、参照
運転指示
運転現場での、定例作業、非定例作業などの日々の作業管理を効率化する、j5アプリケーションです。
- 日々の業務を解析して、適切に設計された入力フォーマットを用い、作業に必要な情報の確実な記載を実現します。
- 作業テンプレートを活用することで、頻度の高い作業を迅速かつ効率的に、標準化して作成します。
- 実行状態が表示され、現在の作業ステータスを容易に把握。作業者だけでなく、関係部門全体でも状況を共有可能です。
- 指定された、日時、曜日、営業日などに合わせて定例作業を(半)自動で指示。作業忘れ防止に有効です。
- 業務フローに合わせ各作業の承認作業を電子化します。
- 内容に合わせて、他のシステム(設備管理システムなど)情報と連携、リンク、参照が可能です。
運転ログ
運転作業、調整作業、日常作業、懸念・気づきなど、日々の運転ログの適切な管理を行う、j5アプリケーションです。
- 日々の業務を解析して、適切に設計された入力フォーマットを用い、運転記録を正しく、必要な情報を的確に記録します。
- 電子文書やイメージ、写真、動画など任意のファイルを埋め込むことが可能です。
- 重要度や作業状態により、自動的に申し送りへ転記、運転記録をそのまま申し送りに活用します。
- 業務フローに合わせ各記録の承認作業を電子化します。
- 作業開始、完了時刻、作業分類などを記録し、作業解析、改善に利用できます。
- プロセスデータやアラームなどの実データを持つ他システムと連携可能です。
運転報告
運転シフトチームの間で申し送り業務の管理を標準化する、j5アプリケーションです。
- 運転ログから、自動的に申し送りへ転記され、適切に設計された入力フォーマットにより、申し送り業務を標準化します。
- 自動転記、標準化、相互承認などにより、申し送りを効率化し、更に、伝達の抜けを防止します。
- 電子文書やイメージ、写真、動画など任意のファイルを埋め込むことが可能です。
- あらゆる情報を、全ての運転シフトチームが共有できます。
- 課長などによる承認業務も電子化され、承認抜けを防止します。
- 申し送り内容は運転シフトチームだけではなく、運転部門全体でも共有。スタッフ員、管理職員の正確な運転状況の把握にも有効です。
ヒヤリハット
運転現場に必須なヒヤリハット活動の管理をステップアップする、j5アプリケーションです。
- ヒヤリハット活動のほぼ全てを電子化します。
- 活動内容に基づいて、適切に設計された入力フォーマットを用い、ヒヤリハットを正しく、的確に、抜けなく記録します。
- データの集計やレポート作成も自動化。報告件数、分類、対策完了率を容易に把握できます。
- 活動フローに合わせ各作業の承認作業を電子化します。
- エリア別、ユニット別、時間帯別、要因別など様々な切り口でヒヤリハットを分析。重大な災害や事故の発生防止に有効です。
オプション機能
- モバイル
- スマホ・タブレットなど、モバイル端末を用いた巡回点検・現場パトロール支援・現場作業の記録や入力したデータは、運転管理システムだけでなく、他の外部システムでも活用。
- ヒヤリハット
- ヒヤリハット活動をシステム化。入力、レビュー、対策、承認など各活動状況を管理。ダッシュボードやヒヤリマップで活動全体を可視化。
- 不具合管理
- 製造現場のあらゆる不具合管理をシステム化。状況を明確にし対策完了までサポート。
- 工事依頼
- 運転部門で工事依頼を作成、承認、管理。進捗状況など工事依頼情報の一元管理を実現。発生した工事依頼は保全部門と共有し、設備管理システムと連携。
- 外部システム連携
- 各種ヒストリアンや生産計画システムなどと連携し、データを活用。
システム構成例
関連分野
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