省エネ技術

原料原単位・用役原単位低減は産業活動における喫緊の課題であり、製造プロセスの省エネ化はその実現に大きな役割を果たす技術と言えます。さらに「エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)」では、民生業務部門の省エネルギー対策を目的に改正が行われ、温室効果ガスの削減目標を達成するため、省エネの重要性は年々高まっています。単純な省エネ効率に優れた機器の提案ではなく、お客さまの製造プロセスや取り扱い物質の特性に合わせた機器や省エネプロセスを経済性を含めて検討し提案いたします。

省エネ技術

省エネ事例

  • 蒸留塔を多塔式にする省エネ方式です。
  • 2重効用の場合、1塔目を低圧塔、2塔目を高圧塔として、1塔目の塔頂蒸気を2塔目の熱源として使用します。(逆の設置もできます)
  • 1塔蒸留塔を分割して省エネ化を図る場合、2基の蒸留塔の間で省エネ化を図る場合のいずれにも適用可能です。
  • 3塔以上とする多重効用プロセスを構築する事ができます。
通常の蒸留の説明図

蒸気圧縮

  • 塔頂蒸気の熱量をリボイラーに供給するプロセスです。
  • 通常は流体の持つエネルギー(温度)は塔底の方が高く、リボイラーの熱源に利用することは不可能ですが、圧縮機を利用することでエネルギー変換が可能となります。
  • 供給エネルギーとして圧縮機の動力分が必要となりますが、リボイラーの用役が大幅に削減できます。
蒸気圧縮の説明図

エネルギー比較結果

エネルギー比較のグラフ
エネルギー比較のグラフ

精製プロセスにおける省エネ提案事例

従来技術と数種の最新省エネ技術を比較し、お客さまのプロセスへの適合性と実現性、経済性を評価し最良の提案をいたします。必要に応じて、複合型省エネプロセスの提案も可能です。
事例では、省エネ効果30%と80%のプロセス比較に対して、建設費が2倍と4倍のプロセスを示しています。
お客さまのウェブサイトの状況、用役価格と供給形態に応じて、最適解を提案します。