サプライチェーン・ロジスティクスコンサルティング
サプライチェーン・ロジスティクス全体最適化を実現するコンサルティング・専門研修・アセスメント
サプライチェーン・ロジスティクスの世情背景
サプライチェーン・ロジスティクスが企業の業績を大きく左右するビジネス環境になっており、これを改革することが企業経営のための重要なテーマになっています。しかしその一方で、全体最適、つまり顧客に対するサービスを考慮しつつ、トータルサプライチェーンコストを最小化を図るための理論を駆使して改革を実現している企業が少ないことも事実です。
当社は、サプライチェーン・ロジスティクス界の世界的権威である米国エドワード・H・フレーゼル博士と教育およびコンサルティングプログラム「RightChain®」を開発し、顧客サービス戦略、在庫管理戦略、サプライ戦略、輸配送戦略、ウェアハウジング戦略等の開発およびその導入を支援することで、お客さまの収益改善に大きく貢献しています。
コンサルティング内容
当社では12テーマのサプライチェーン・ロジスティクスコンサルティングを提供しています。
顧客サービス最適化 RightServe®
顧客を起点とするサプライチェーン・サービス戦略はどうあるべきか
ソーシング RightSource™
どのサプライチェーン活動をアウトソーシングし、どこにアウトソーシングすべきか
在庫管理最適化 RightStock®
どの位の在庫を何処に持つべきか
情報システム RightTech™
サプライチェーンを支援するために、どの様なサプライチェーン情報システムが必要か
サプライ最適化 RightBuys®
何処から何をどの位調達すべきか
組織管理 RightTeam™
サプライチェーン組織はどのように連携し、構築されるべきか
輸配送最適化 RightTrips®
輸配送ネットワークおよびフローはどう構造化されるべきか
統合化計画 RightPlan™
サプライチェーンを統合化するために、どの様なサプライチェーン計画プログラムを活用すべきか
ウェアハウジング最適化 RightHouse®
ウェアハウスはどのように設計され、運用されるべきか
サプライチェーン・ロジスティクス専門研修 RightChain® Academy
原理原則を体系的に学び、改革を推進する高度な人材の育成
指標管理 RightScores™
サプライチェーンの成功を定義するために用いる指標と目標値は何か
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント RightChain® Assessment
サプライチェーン・ロジスティクスの取り組みをベストプラクティスとベンチマークし客観的な視点で課題を抽出
上記12テーマの5つの戦略と、5つの管理機能の関係を下記上図の通り表すことが出来ます。また、同下図は最適化を実現するためのアプローチをRightChain®手法として定義しています。これらを組み合わせることことで、最適化プロジェクトを効率的・効果的に取り進めることが可能となります。
RightChain®の特長であるサプライチェーン・ロジスティクス最適化理論は、顧客サービスを起点とした「サプライチェーン・サービスポリシー」を担保したうえで、「トータルサプライチェーン・コスト」を最小化するアプローチをとります。
この二つを定量化することにより、はじめてサプライチェーン・ロジスティクス戦略を構成する、顧客サービス戦略、在庫管理戦略、サプライ戦略、輸配送戦略、ウェアハウジング戦略、そしてサプライチェーン・ロジスティクス全体における主要な意思決定が可能となります。
エドワード・H・フレーゼル博士の紹介
コンサルタントとして、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本、中南米等で、優良企業100社以上のサプライチェーン・ロジスティクス最適化プロジェクトに参加しており、各社の顧客サービス戦略、在庫管理戦略、サプライ戦略、輸配送戦略、ウェアハウジング戦略等の開発およびその導入を支援することで、クライアント企業の収益改善に大きく貢献しています。
また、教育者として、世界最大のサプライチェーン・ロジスティクス教育・調査機関であるジョージア工科大学ロジスティクス研究所の創立者であり、これまでに5万人の経営者、実務者に対し最先端理論・実務の教鞭を執っています。
コンサルティングの効果
製造業、流通業、物流業企業へ顧客サービス戦略、在庫管理戦略、サプライ戦略、輸配送戦略、ウェアハウジング戦略、指標管理、ソーシング、情報システム、組織管理、統合化計画の開発およびその導入支援、またマネジメントプロセス再構築、業務プロセス再構築、組織・人材育成改革などの幅広い領域を通じ、企業の基盤強化、収益改善、競争力向上に大きく貢献しています。
コンサルティング一例
お客さま | 取り組み |
---|---|
製造業 | サプライチェーン戦略構築 |
在庫最適化 | |
物流拠点配置最適化 | |
KPI導入 | |
物流委託企業選定 | |
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント | |
人材育成 | |
卸売業 | サプライチェーン戦略構築 |
庫内オペレーション改善 | |
KPI導入 | |
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント | |
人材育成 | |
小売業 | サプライチェーン戦略構築 |
在庫最適化 | |
物流拠点配置最適化 | |
KPI導入 | |
物流委託企業選定 | |
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント | |
人材育成 | |
物流業 | 物流戦略策定 |
物流拠点配置最適化 | |
KPI導入 | |
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント | |
人材育成 |
コンサルティングメニュー詳細「サプライチェーン・ロジスティクス専門研修(RightChain® Academy)」
サプライチェーン・ロジスティクスの効率化や高度化を実現するためには、推進役としての高度な人材の育成が欠かせません。本専門研修は、経験だけに頼らない原理原則、そしてその応用力を体系的に学ぶことで、サプライチェーン・ロジスティクス全体を俯瞰した戦略を構築可能な人材を育成する貴社単独のプライベート研修です。この研修には3つの特長があります。
専門研修カリキュラム
世界5万人のプロフェッショナルへ提供してきた実績のあるカリキュラムを使用します。経験だけに頼らないサプライチェーン・ロジスティクス全体の体系的な原理原則を習得することが可能です。
カリキュラム例
No. | 講義名 | 講義内容 |
---|---|---|
1 | サプライチェーン戦略➀ |
|
2 | サプライチェーン戦略➁ |
|
3 | 管理指標 |
|
4 | 顧客サービス |
|
5 | 在庫管理➀ |
|
6 | 在庫管理➁ |
|
No. | 講義名 | 講義内容 |
---|---|---|
7 | サプライ |
|
8 | 輸配送 |
|
9 | ウェアハウジング |
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10 | ソーシング |
|
11 | 組織管理・統合化計画 |
|
12 | 総合演習 |
|
専門研修の効果「受講されたお客さまの声」
当社の専門研修は、組織教育として社内各部署メンバーが共同で学び、部署間の垣根を越えて課題に向き合い議論を交わせることで、サプライチェーン・ロジスティクスの改革・改善を可能とします。
受講されたお客さまの声の一部を紹介します。
お客さまの声01
これまで、現場の勘・コツ・経験に依存してきた部分が多かったが、研修でサプライチェーン・ロジスティクスの有り方について根本から考え直す非常に良い機会となった。経験則だけに頼らない、原理原則の重要性を学ぶことができました。
お客さまの声02
これまで体系的な知識を得る機会が無かったため、非常に有意義な研修であった。知識だけでなく、豊富な事例を紹介いただくことで、より理解を深めることが出来た。また、他部門のメンバーと具体的に議論を行えたことは、それぞれの立場の考え方を理解することができ、今後の業務に非常に役に立つと考えています。
お客さまの声03
講義を通じて、最適なサプライチェーン・ロジスティクスを構築するためには、顧客を起点にしたサプライチェーン・サービスポリシーを担保したうえでトータルサプライチェーン・コストを最小化する必要があるという点が目から鱗であった。我々の担保しなければならないサプライチェーン・サービスポリシーが何であるか。これは我々のビジネスのコアコンピタンスが何であるかを明確にすることに他ならない。
お客さまの声04
サプライチェーン・ロジスティクス最適化活動は、自部門だけでは決して実現できない。教育と言う形で社内各部署のメンバーが部署間の垣根を越えて課題に向き合い、議論を交わせたことは非常に良い機会であった。大変大きな財産になると考えています。
お客さまの声05
具体的な分析手法を学ぶことで、日々の業務にも活用でき、論理的に根拠のある分析ができるようになった。また、これまでの改善がオペレーショナルなアプローチでしかなく、戦略的思考に欠けていたことに気付かせてくれました。
コンサルティングメニュー詳細「サプライチェーン・ロジスティクスアセスメント(RightChain® Assessment)」
当社およびフレーゼル博士の過去数十年のコンサルティング実績およびベンチマーク調査から、RightChain®が定義する10の領域(顧客サービス、在庫管理、サプライ、輸配送、ウェアハウジング、指標、アウトソーシング、テクノロジー、組織、そして計画)に関する1,000以上のRightChain®プラクティス(実践方法)のデータベースを開発。このベストプラクティスをベンチマークとし、貴社活動と比較することで、顕在・潜在課題を抽出すると共に、施策の方向性を明らかにすることが可能です。
1.現状診断
- 世界トップクラス企業の取り組み紹介
- 現状の取り組み評価
2.分析
- ベストプラクティスに対するギャップ分析
- 改善優先度分析
3.課題抽出
- 顕在・潜在課題抽出
- 課題の体系的整理
4.アクション
- 施策の方向性明確化
- アクションプランの策定
アセスメントの効果
サプライチェーン・ロジスティクスアセスメントは国内外に数多くの実績があります。また、改革プロジェクト発足時に活用することで、効果的かつ現実的な改善策の策定に大きな効力を発揮します。
- 貴社の取り組みの「強み・弱み」を客観的に把握
- 貴社活動の顕在的・潜在的課題の明確化
- 優先して改善に取り組むべき課題の把握
- 世界トップクラス企業の取り組みの習得
出版書籍の紹介
当社では、RightChain®の体系的な最適化理論、改革プロジェクトを効率的・効果的に遂行する手法、また非常に多くのデータ分析事例、最適化計算事例、そして成功事例を記した書籍を出版しています。
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