プロセスデータ長期保存(Dbsave®)
運転データの収集・長期保存
当社製品「プロセスデータ長期保存パッケージ Dbsave®」は、運転データを安価に制御装置から収集し、長期間、半永久的に保存します。
収集したデータをさまざまな角度から解析・応用することで、現状の運転設備での効率的な運転指標検討や、より高度な最適運転検討、製造設備改良提案などが可能となります。
機能概要
- DCSやPLCシステムから収集した製造設備の運転データを長期保存(Server)
- 運転データはネットワーク上のパソコンでテキストファイルとして読み込み活用(DataCollector)
- 時系列トレンド表示および散布図作成(Trend)
- 任意の帳票出力(Report)などが容易に行えます
強み・特長
1クライアント&サーバー構成の手軽かつ安価なシステム
標準的なパソコンをDCSやPLCシステムと接続し、当パッケージを導入することで簡単にシステム構築が可能です。
制御系のネットワークとOA系のネットワークを結合すれば、通常の業務に使用されているパソコンにクライアントパッケージをインストールするだけでシステム構築が可能です。公衆回線、専用回線を利用すれば、各工場~本社間のデータ共有も可能となります。
OPC通信により、各社DCSシステム(横河電機社CENTUMシリーズ/ExaOPC、アズビル社、日立社、エマソン社、ハネウェル社など)からのデータ収集が可能です。また、DCSだけでなく、各種PLCやレコーダー等からもデータ収集可能です。
2Dbsave®/DataCollector テキストファイルへのデータ収集
Dbsave®のクライアント機能の一つであるDataCollectorは、Dbsave®/Serverに蓄えられたプロセスデータをMicrosoft Excelなどで活用できるテキストファイルとして収集します。Microsoft Excel上でグラフを書いたり、数値計算を行って原単位の解析を行ったり、プロセスデータのさまざまな活用が可能になります。
3Dbsave®/Trend プロセスデータの多彩な表示機能
蓄えられた長期プロセスデータをトレンドや散布図として表示します。トレンド表示においては表示データの選択(分周期データ、時間平均データ等)や任意区間の拡大表示、複数のプロセスデータの演算処理など多彩な機能を備えています。長期間の傾向監視から最新のデータ監視まで幅広く活用できます。
4Dbsave®/Report プロセスデータから任意の帳票を生成
蓄えられたプロセスデータを任意の形式に編集して帳票を自動生成します。
Microsoft Excelの機能を活用し、運転日誌、生産日誌から定例報告までユーザーが自由な帳票を作成、スケジューラに登録し、指定時刻に任意のプリンターへ印刷することができます。(電子ファイルとして保存も可能です)
用途
お客さまの製造設備において、長期にわたる設備運転データを安価に収集、生産活動の効率化に活用できます。
システムの動作環境
推奨動作環境
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows Server 2012R2
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
Dbsave®は、三菱ケミカルエンジニアリング株式会社の登録商標です。CENTUMおよびExaopcは横河電機株式会社の登録商標です。Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他の記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
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