技術・サービス

地下環境ソリューション(エンジニアリング)

調査から土壌汚染対策工事までトータルサポート

ご相談から浄化の実施・モニタリングまで、化学系エンジニアリング会社のノウハウを活かし、一貫した総合エンジニアリングを提供し、土壌浄化に貢献します。化学・生物・衛生などの「環境関連技術」と土木・建築・機械・設備などの「施工技術」の総合力で応えます。

強み・特長

土壌問題への対応は、建設・建築工事を伴うプロジェクトにおいて重要なファクターであり、土壌問題への対応を誤れば、事業計画の見直など大きな問題になりかねません。
そうした土壌関連の事項に、次の通り対応します。

1当社は、環境省の定めた指定調査機関です。
事業計画の初期段階から地歴調査、土壌汚染状況調査、浄化の実施・モニタリング等の調査が可能です。

2土壌汚染対策法や関連する自治体条例で必要となる手続きや行政対応のサポートを行います。

3化学会社の豊富な経験とノウハウを活かし、プロジェクトの目的達成のために合理的な土壌汚染状況調査から土壌汚染対策工事までの計画および実行など幅広いトータルサポートが可能です。

当社は、総合力を発揮して、土壌の専門家が不在なお客さまの事業計画を幅広く支援することが可能です。
プロジェクトの工程・コスト面を含めてトータルサポートします。

土壌汚染対策法

有害物質を使用する特定施設を廃止する時や、一定規模以上の土地の形質変更(掘削・盛土・解体などの工事)を行う場合には、土壌汚染対策法等の対応が必要となります。
法で規定される一定規模とは、一般の土地は3,000㎡以上、工場などは900㎡以上の場合に規制を受け、土地の種類や有害物質の利用の有無により規制面積は異なります。

また、一定規模以上の土地の形質を変更する場合には、工事着手30日前までに都道府県知事に届出の義務があります。
その結果により、土壌汚染のおそれがある場合には、土地所有者等(所有者、管理者、占有者)に土壌汚染状況調査の実施命令が出され、法の規定に従い対応することが求められます。

土壌対応の流れ

土壌対応の流れは、➀地歴調査、➁土壌汚染状況調査がそれぞれ2か月、付随する行政対応が1か月の計5か月程度が基本となります。規模や汚染の有無により必要となる期間や費用は変わるため、土壌対応への計画性が重要となります。
調査の結果、汚染が確認された場合には適切な措置方法を選択・ご提案します。

➀地歴調査
過去の空中写真や行政資料、お客さまへのヒアリング等により土地の利用状況調査
➁土壌汚染状況調査
地歴調査に基づき、土壌中のガス分析や土壌分析を行います

土壌調査のイメージ図

  • 調査する区画は、10m又は30mグリットで区画します。
  • 土壌サンプルの採取は、5点点混合方式等にて行います。

土壌調査のステップ

この表はスクロールしてご覧いただけます。

調査等手順・項目 概要 内容等
STEP➀
地歴調査
机上調査
(過去~現在)

土壌汚染のおそれの有無を確認

  • 過去地図(空中写真・住宅地図)
  • 登記簿
  • 土地所有者等のヒアリング
  • 行政届出資料etc
STEP②
土壌汚染状況調査
概況調査

地表面を対象とした調査

  • 表層土壌採取および分析
  • 土壌ガスの分析
詳細調査
  • 深さ方向の汚染範囲の確認
  • 深さ10mまでの土壌等分析
STEP➂
土壌対策
措置やモニタリング
  • 着目点は健康影響の有無
  • 土壌入替/原位置浄化/モニタリング等

土壌調査を行う物質

この表はスクロールしてご覧いただけます。

第一種特定有害物質
(12項目)
第二種特定有害物質
(9項目)
第三種特定有害物質
(5項目)
クロロエチレン(塩ビ) カドミウムおよびその化合物 シマジン
四塩化炭素 六価クロム化合物 チオベンカルブ
1,2-ジクロロエタン シアン化合物 チウラム
1,1-ジクロロエチレン 水銀およびその化合物 PCB
1,2-ジクロロエチレン (アルキル水銀) 有機りん化合物
1,3-ジクロロプロペン セレンおよびその化合物
ジクロロメタン 鉛およびその化合物
テトラクロロエチレン 砒素およびその化合物
1,1,1-トリクロロエタン ふっ素およびその化合物
1,1,2-トリクロロエタン ほう素およびその化合物
トリクロロエチレン
ベンゼン

主要事業許可

建設業者登録(国土交通大臣許可)
許可番号(般・特-2)第4440号(許可年月日 令和2年8月19日)
一級建築士事務所登録
東京都知事登録番号 第20211号
その他各事業所所在地都道府県にて登録
環境省 指定調査機関
指定番号 2003-3-2064

関連分野

技術コラム

技術・サービス

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください