技術・サービス

アルコール精製技術

豊富な蒸留技術から省エネ、ハイブリッドのご提案

当社は化学プラントで培った経験を生かし、アルコールプラントの精製条件や省エネ性能などお客さまのご要望に合わせたご提案を行い、設計から建設、試運転サポートまで一貫して対応します。

強み・特長

1化学プラントで培った豊富な蒸留技術の経験を有しております

2省エネ型設備としてご提案します

3各種アルコールプラントの建設の実績があります

4必要に応じて蒸留試験を支援します

蒸留と膜分離のハイブリッド化により、省エネを実現

脱水プロセスにおいて、蒸留+共沸蒸留、蒸留+PSA(吸着)、蒸留+膜分離で比較した事例

Case1:共沸蒸留

Case2:蒸留+PSA

Case3:蒸留+膜分離(VP方式)

エタノール蒸留プロセスのエネルギー試算は、蒸留+共沸蒸留が最も所要熱量が高く、次に蒸留+PSA、最も低いのが蒸留+VP膜となります。

プロセスの特長を最大限に生かし、消費エネルギーを最小化

  • 蒸留と膜分離の組み合わせ方法について検討した事例
  • 燃料用エタノールを想定して、99.6wt%まで濃縮する条件
  • 蒸留で何%まで濃縮して膜分離に供給するかについて、理論段別に計算(蒸留塔の供給段は全て最適化済)
  • X軸:蒸留塔塔頂のエタノール濃度、Y軸:所要エネルギー
  • 理論段によって、省エネ効果が変わるため、最適なプロセス設計が必要
  • OPEXとCAPEX、お客さまの立地制約に合わせて、最適なプロセスの組み合わせをご提案

膜分離ユニット

蒸留塔塔頂のエタノール濃度と所要エネルギーの関係

既存プロセスを有効利用したハイブリッド化をご提案

  • PSA脱着液を膜脱水するプロセス
  • PSAの脱着液の循環量を削減することに省エネ効果が期待できる
  • PSAを膜分離に置き換えるよりも、脱着液の脱水設備の方が処理量も小さいため投資が小さい
  • PSA脱着液の蒸留塔への供給量が削減できるため、増産の対応が可能となることが期待される

運転、製造現場から見た課題をお客先との協力体制で解決します

省エネ運転を実現したい
運転条件を最適化したい、還流比を下げて運転したい、塔圧を下げて運転したい、余った熱を回収したい
手のかからない安定操業を確保したい
運転を自動化したい、製品の品質(組成)を安定させたい、監視を強化してトラブルを未然に防ぎたい、トラブルの原因を解明し、再発を防止したい、差圧上昇、フォーミング、フラッディング、副生物濃縮、閉塞、異物混入
運転条件を変えたい、改造・増強したい
ランニングコストを考慮して処理量アップしたい、最小の費用で能力を増強させたい、ランニングコストを考慮した増強をしたい

蒸留技術に関わる当社ツール

  • 蒸留塔シミュレーション
  • インターナル評価計算(トレイダイナミックス、充填物性能)
  • FRI-DB 蒸留塔インターナルテストデータベース
  • ピンチ解析
  • カラムターゲッティング
  • 熱交換器能力評価
  • MC-パック
  • ディストリビュータ(分散板)
  • データリコンシリエーション
  • 物性推算・データベース
  • 流動解析
  • 蒸留設備を使用したテスト実施
  • 減圧蒸留設備設計
  • 高圧ガス設備対応設計
  • PID制御調整
  • アドバンスト制御
  • 多変数モデル予測制御
  • 運転条件最適化
  • データ解析 ソフトセンサー
  • ダイナミックシミュレーション
  • 汚れ・詰り・腐食予防技術

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