自動化・ロボティクス
これまで製造現場に取り残されてきた「人にしかできない作業」の自動化を実現します
当社では、多角的な視点から製造現場を分析し、全体像を把握した上で、真のボトルネック(問題点)を抽出します。
その後、自動化に適したプロセス革新への検討も交えながら、セーフティアセスメントに則った、安全に配慮した最適なロボティクスの導入を提案し、具現化します。また、初期検討の段階で、生産実績のデータ分析も駆使し、全体像を把握することで、運用改善および工場のあるべき姿を提案します。
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1要望・現場可視化
課題リストアップ(高負荷/危険作業)
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2リスク定量化
優先順位付け(効果/コスト/安全性)
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3安全設計
- 構想・技術検証
- 開発・具現化
強み・特長
1IoTやロボティクス等の先端ツールを提供し、現場の更なる ”活人化”を目指します
世界的に労働力不足が深刻化していく中、従来の効率化を追求する単なる無人化・省人化ではなく、自動化ソリューションによって、そこで働く人を様々な現場ストレスから解放し、IoTやロボティクス等先端ツールで、本来の業務である現場のコア技術の深化や創意工夫による現場の進化(カイゼン)をサポートします。
2先端のロボットテクノロジーを駆使して、現場の3K作業脱却を目指します
人に優しい職場環境の実現は、今や働き方改革の基本になりつつあります。
現場に残存する3K(きつい・汚い・危険)作業を排除することで作業者の安全の確保に加え、離職者増加への歯止め、および女性や高齢者でも働ける環境の提供に繋がります。先端のロボットテクノロジーを駆使して、現場の3K作業脱却を目指します。
3高度センシング技術を駆使して、官能検査の自動化を目指します
人間の目は複数の検査を同時に行い、総合的に(曖昧さ含む)製品の合否判定を行うことが可能です。
反面、個人差、判断ミス、技能習熟に時間を要すことが問題にあげられます。
先端の検査機器を駆使しAIとの組み合わせで、短期間で人間の検査同等、それ以上の能力を目指します。
主要実績紹介
当社の自動化・ロボティクスの主要な実績をご紹介します。期待効果を選択すると、選択した期待効果に対応する主要実績紹介が絞り込まれて表示されます。
期待効果
バックヤードに潜む3K作業をコストミニマムで脱却
- 省人・省力化
- 安全性向上
- 案件名
- 人手作業を再現するフレコン折りたたみ専用自動機の開発
お客さまの課題
- 複雑なたたみ方による作業手間
- 粉塵飛散と作業者の吸い込み
- フレコン運搬時の腰痛リスク
効果
- 自動折りたたみで作業手間削減
- 粉塵エリアを隔離、接近を最小限化
- 自動搬送で搬送作業削減
フレキシブルなアタッチメント設計で重作業を回避
- 省人・省力化
- 安全性向上
- 案件名
- 重量/長尺物運搬の身体リスクを回避したアタッチメント設計
お客さまの課題
- 荷揚げ時の腰痛リスク
- 荷役作業を複数場所で実施
- 運搬物の形状が多種多様
効果
- 機器による持ち上げでリスク削減
- 機器のポータブル化により場所制約を解消
- ハンドリング部のアタッチメントを交換式にし
多種多様なワークに対応
プロセスまで踏み込み、危険作業回避の最適手法を提案
- 省人・省力化
- 安全性向上
- 品質向上
- 案件名
- 人体に影響ある毒物の接触回避
危険区域での作業回避システム
お客さまの課題
- 保護具着用による作業性の悪化
- サンプリング後の運搬時漏洩リスク
- 他部署での分析時被液リスク
効果
- 部分的な自動化で人手作業回避
- インラインで系外に持ち出さずサンプリングから分析まで一貫作業
複数センサーの組合せで検知困難な環境に安価で対応
- 安全性向上
- 案件名
- 視界不良環境での機械との衝突リスクを低減するシステム
お客さまの課題
- 大型作業機械との接触、挟まれリスク
- 作業員が携帯するタグやウェアラブルデバイスはコスト高
- 水蒸気・煙等により、従来型センサーでは検知力低下
効果
- 作業機械のインターロック強化により安全レベルを引き上げ
- ヘルメットに貼り付け可能で安価なRFIDを活用しコストダウン
- レーザーセンサ、カメラ等の複数のセンサ併用で、
検知信頼性を向上
多種多様な目視・官能検査の自動化
- 省人・省力化
- 安全性向上
- 品質向上
- 案件名
- 複数同時作業の回避と高度センシングによる検査作業自動化
お客さまの課題
- 複数項目の同時作業による設備挟まれリスク
- 目視結果の判定に個人差がある
- 不良品の要因分析が煩雑
効果
- 自動化で危険リスク回避
- 検査自動化で判定結果安定
- システム化で収集・分析が容易
過去遡ることで分析の信頼性向上
熟練者のノウハウを可視化・再現し高い品質を実現
- 省人・省力化
- 品質向上
- 事業継続
- 開発リードタイム
- 案件名
- 画像処理による作業動線の可視化で自動化を実現
お客さまの課題
- ノウハウは経験で得られた感覚
- 熟練と新人の製造経験の差異
- 量産自動化時の立上げタイムロス
効果
- 複数人の熟練と新人の動作数値化
充実熟練と新人との差をデータ化 - 再現検証と更なる動作最適化
量産自動化展開での早期安定稼働
重作業や煩雑作業回避と工程可視化で作業効率向上
- 省人・省力化
- 安全性向上
- 案件名
- 自動化機器とDX機器のインテグレートで重作業回避を実現
お客さまの課題
- 充填後のハンドリングが重作業
- 充填物や容器の種類が多く、作業が非常に煩雑
- 工程進捗がタイムリーに把握できず前後工程との連携ができない
効果
- 重量物ハンドリングをロボットでおこない人身負担作業を軽減
- 対象物を画像認識と製造レシピで判断煩雑な作業を削減
- 進捗状況をタイムリーに可視化
前後工程との連携で生産性向上
精密センシングによる熟練精密位置決め作業の自動化
- 省人・省力化
- 事業継続
- 案件名
- 大型容器の荷役作業を無人フォーク化
高精度、位置決め等の熟練操作削減
お客さまの課題
- 大型容器の外形個体差
- 隙間なく容器を整列
- 熟練作業者の技術伝承
効果
- 精密センシングと位置コントロールで
容器形状の把握と密間隔での整列 - 自動化で技術伝承問題を回避
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