技術・サービス

ユニット・機器劣化診断

保全費最適化のための重要な要素

機器の余寿命を予測することは、装置の安定運転、保全費の最適化のための重要な要素です。
そのためには、劣化メカニズムを明確にし、劣化・損傷状態を適切な診断技術で把握する必要があります。
当社は、最先端の設備技術の要素技術を組み合わせることで、検査計画、劣化評価、余寿命予測、更新基準、補修まで一連の流れとしてお客さまに代わって提案することが可能です。
機器単体からユニットまで幅広く劣化診断を行うことができます。

メリット

  • 個別部品からユニットまで抜けなく余寿命予測が可能となり信頼性向上
  • お客さまに代わって機器から装置単位までの計画から評価まで可能。お客さまの負荷低減
  • 信頼性に裏づけされ、法対応機器の解放周期延長が可能となり、工場の長期連続安定運転に寄与
  • 突発故障の低減、コスト削減に寄与

劣化診断と設備診断技術の関係

設備診断技術は、①検出技術、②信号処理技術、③予測技術、④劣化メカニズム、⑤基準、⑥対策技術から構成されています。各機器の損傷部位を劣化メカニズム技術を用い洗い出し、過去の検査データを参考に劣化の程度を評価します。機器単体からユニットまで評価範囲を広げることで装置の管理方法を提案します。

劣化解析例

ステンレス鋼の高温長時間使用により溶接熱影響部が割れた事例。
析出物の調査を行い原因を追究した。

余寿命予測例

ステンレス鋼の溶接熱影響部は母材部より寿命が短く、
ラーソンミラーパラメータ法で整理し余寿命を予測した。

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