分野別ソリューション

DX(Digital Transformation)・IT(Information Technology)ソリューション

DX・ITソリューションを活用した事例

当社が提供するDX・ITソリューションの代表例

DX・IT技術を活かし全体最適化をご提案します

生産性向上

化学品プラント

DCS制御の整備により、自動化と安定化、省エネ運転を実現しました。

DCS制御の整備による削減効果。DCS操作回数、DCSアラーム回数、省エネ効果。

運転に改善余地があることを認識いただき、制御システムの改善をご採用いただきました

課題
  • 専門の担当者がおらず、自動化や省エネの改善が難しい状態でした
  • 手動調整要素が多く、運転状態の維持がオペレター負担となり、省エネ運転の優先度が低下していました
効果
  • 調査によって課題を認識いただき、制御改善のロードマップをご提案しました
  • Step1として、DCS操作を50%削減、アラームを35%削減、投資コストを3年内で回収する省エネ効果を得ました

品質向上

ビッグデータ解析

製造状態を可視化PDCAを回す現場改善支援システム

ビックデーターの解析。製造状態を可視化し目指すべき状態、目指すべき方向を指し示す。

目に見えない「勘と経験」を可視化することで収益の向上を実現

課題
  • 品質や歩留まりにばらつきが発生
    原因が不明瞭
  • 問題解決できる熟練スタッフ減少
  • 蓄積したビッグデータをうまく活用できていない
効果
  • 高品質の製造条件を可視化して可能な限り不良率を低減
  • 「勘と経験」を見える化し問題解決に誰もが対応できる
  • これまで気づかなかった品質不良要因を解析で推定

効率化

時間効率化

運転管理システムでオペレータの負荷を軽減し、効率化

手書きの運転記録から電子化された運転記録へ

申し送りや、作業指示に掛かる時間を年4,000時間削減

課題
  • 運転日誌、申送り簿が手書きで行われ時間がかる
  • 各情報が散在
    有効活用ができてない
  • 転記作業により申送り内容の食い違いが発生、伝わらない
効果
  • 手書き文書を電子化し、記入時間の短縮
  • 検索機能により、文書の探索時間削減
  • 一元管理による作業進捗状況の迅速な把握、ミス防止

標準化

技術レベルの均一化

幅広い人材で対応が可能になる製造のための作業者支援システム

生産管理と生産支援(秤量作業支援、電子SOP作業支援、点検記録作業支援、製造工数実績収集、製造状況監視支援、設備状況監視支援、出荷検品支援)が相互に行われている。システムのフローは入荷から始まり、入荷検品、搬入・入庫、投入、製造、出荷検品梱包、搬送・出庫、出荷、積込み・配送となる。

運転データや作業手順を共有し、技術レベルの均一化を実現

課題
  • 進捗確認、連絡経路が煩雑
  • 熟練と新人の製造経験の差異
  • 作業手順や人員配置の見直しにコストと時間を浪費
効果
  • ハンディ端末で作業支援
    各工程進捗状況を容易に把握
  • あらゆる数値共有、チェック機能
    充実熟練と新人との差を軽減
  • 計画の支援・状況管理システムで作業段取りを効率化

技術伝承

安定運転・技術伝承

プロセス設計検証と訓練による運転ノウハウの習得で活用可能

モデル演算用 インストラクター用 DCS操作訓練用 DCS操作画面 連携 フィールド操作訓練用 フィールド操作画面

プラント固有の挙動を忠実に再現、エンジニアリングと教育の両方に対応

課題
  • 若い人の技術伝承が進まない
  • 運転技術や、安全などの感性の向上
  • プロセスの挙動や能力増強などを検討したい
効果
  • スタートアップ、シャットダウン、トラブルなどシナリオに沿った訓練が可能
  • プラントの挙動を実設備なしで再現
    いつでもシミュレーション可能
  • 条件変更に対し、ダイナミックに追従
    検討業務におけるシミュレーションにも

効率化

計画支援

スケジューリング結果を見ながらオペレータがDCSを操作

造粒機からロット構成サイロ、ブレンドサイト、押出機、ブレンドサイト、荷造りサイトと各サイトの状況をチェックし、スケジューリング結果を見ながらオペレーターがDCSを操作する。

50基のサイロの利用状態を確認しながら移送計画を支援

課題
  • 立案担当者(専任)がいないと計画が立てられない
  • 移送計画の変更時の作業が大変
  • 移送パターンが多く、移送ミスが発生しやすい
効果
  • 複数スタッフで、計画立案作業ができるよう、システムで半自動で計画立案
  • サイロ状況をチェックし、移送不可パターンは選択できないように対応
  • プロセス制御システムまで連動し、入力データを一元的に活用

働きやすい環境

危険作業の回避

人体に影響ある毒物の接触回避、危険区域での作業回避システム

期待効果
省人・省力化、安全性向上、品質向上

毒物注意、自動サンプリング装置化、代替インライン測定手法

プロセスまで踏み込み、危険作業回避の最適手法を提案

課題
  • 保護具着用による作業性の悪化
  • サンプリング後の運搬時漏洩リスク
  • 他部署での分析時被液リスク
効果
  • 部分的な自動化で人手作業回避
  • インラインで系外に持ち出さずサンプリングから分析まで一貫作業

関連技術・サービス

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